千葉県第3地区ゴルフ場評価
ゴルフ場経営は二分別された 会員第一主義の倶楽部の歩き方 トップは傲慢さを敵とせよ
千葉県第3地区ゴルフ場評価である。
この地区は、東京ゴルファーを中心とした都市圏ゴルフの代表の著しいクラブが点在する。
千葉県は気候条件が日本一と言われて、現在では162コース、ゴルフ場最大有数県である。
この地区の代表は、富里や浜野、船橋、房総、本千葉、八幡、南総などがゴルファーを呼び覚ますリーダー格のコースである。
庶民派としては、東京国際空港など、サービスを売り物としてゴルファーが絶えない。
富里は、日本のカレドニアンといわれる名コースと姉妹にある。
戦略性は、ゴルフ通にとっては何度も足を伸ばさなければならない。
南総は、まったく負債のない会員専用の会員による経営が主軸で、36ホールは、房総カントリー同様、いつでもトーナメントを開催できるスケールを誇りにしている。
本千葉は、明治ゴルフの上代氏がオーナーになり、確実に経営良好、会員が楽しめる近場のクラブとしてのしあがった。
八幡は、会員の自由が利く最も家族的クラブで、派手さはないが、究極のゴルフ真髄を味わえるのがうれしい。
ゴルフ場評価も、ここ一年で様変わりをしていて、経家の柱が崩壊しなければ、またトップにのし上がれるコースもある。
営利前方型経営のアコーディア、PGM、オリックスは、採点がつかぬ程人気が急落、会員の自由は損壊されて、同情あるのみである。もしこの利益第一主義の上記の系統のクラブが、個別であれば千葉県の代表に評価対象のコースもある。しかし、本来のゴルフ倶楽部のあり方は、アコーディアやPGMや太平洋倶楽部やオリックスのゴルフ場ではない。特に太平洋などは、メンバー制パブリックで、パチンコ主業の会社とあっては、コースは生きていても、会員は息をつけない。
アコーディア系も、金融資本の犠牲になっている会員は、自分Nの存在を犠牲にして悲惨である。
浜野や南総は、自分の存在のためにアコーディアと戦い、ゴルフ場を自分の手に戻した本来のクラブである。これこそ傑出したゴルフ倶楽部である。
東京グリーンの富里も、外資に侵されることなく、ゴルフの哲理を維持してきた誇れるクラブと表したい。
全く別の意識で生存している東急系は、セブンハンドレッドと鶴舞と大多喜城がある。
ゴルフ経営は独特である。嫌われたのは、太平洋の三井住友の債権の860億円を150億円で買い取り
アコーディアと組んで、会員を袖にしようとした非道徳的な行為があったからだ。
本来、五島昇のゴルフ理念は、今のJGAより進んでいた運営にあり、既成のゴルフ場を問題にしなかった。
それが人材の傑物がいないために、東急の堕落は始まった経緯がある。
西武にしても、東急にしても、ゴルフをリゾートとした利益主義に本来のゴルフクラブの本質が歪められたのである。だから、その亜流は、アコーディアであり、PGMであり、オリックスである。
家族付き合い、人間付き合いのゴルフ場は、彼らの理念は存在しない。
かれらの会員は、ただの商品であり、集団になることを最も嫌っている組織である。
したがって、この評価では、インターネットで明白にランキング評価をして分別するつもりである。
上記の属するクラブでは、真実のクラブライフは生まれないのである。
年齢に達して、クラブライフを楽しむためなら、スパイラルから脱して、会員主体のクラブに変籍すべきと忠告する。
会員の預託金を壊滅させたゴルフ場が再浮上する今、金権主義を批判して、正道に戻るべきゴルフ界を、再び金権主義の坩堝に落とし込む罠が仕掛けられている。
毒を呑まされた預託金会員は、後輩たちに、しっかり教育忠告をしていかなければならない。
犠牲者が、黙認して貝になっては、なんの経験だったのか、である。
ゴルフ10年、ひと世代である。
バブルから20年、二世代に交代した現在、日本のゴルフ界を壊滅させた悪夢が再び起きないように、悲惨な経験をしたゴルファーは、痕跡を伝達する義務がある。
檄致と重複する記事もあるが、ゴルフ界の明暗にかかわる事件なので、会員がだまされないように激しく問うのである。
森永高滝、紫、鳳琳、鶴舞、藤ヶ谷、真名、皆吉台、中山、などトップに昇華できるクラブである。 何が、不足しているのか、何が、経営のハザードになっているか、共通している問題は、ゴルフを知らないトップが君臨している難点がある。
つまり、会員主軸のクラブライフ第一主義が損なわれているのである。
資金投入ではなく、心を大切に魂を入れれば、解決の道はひらける。
簡単なようで、難しい。金よりも心のほうが重病なのである。(記者 古賀剛大)
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